整体をやってると分かると

タダなら受けてみたい

という人が少なからずいる。

あるいは、

やって欲しい

と言うから施術しても

友人だから無料と思っているのか

代金を当たり前みたいに支払わない。

そういうとき、

私は施術師としてはまだまだなんだな

と思う。

無料と無償は違う。

タダなら受けてみたい

という時点でその人はあまり深刻な症状ではないのだ。

本当に苦しんでいる人というのは

どんなに高額でも支払うし

無料のお試しなんてしない。

タダだから、という理由の人は

それからもずっと無料を求める。

代金は本気度を計る指標でもあり

エネルギーでもあると思う。

お金の問題はとても難しい。

技術は物と違って目に見えない。

実体がないものにお金を出すのは

もったいない気がするのも分からないではない。

私もつい安く見積もられることをよしとしてしまう。

でも、私はいつも全力で施術してきた。

だから

タダなら受けてみたい、という人には

今後はよそへ行ってもらう。

本気の人だけに向き合っていきたい。