毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

れんこんバーグ



ものすごく大きなレンコンが

スーパーで半額になっていて

見ると地元産だったので

珍しい!と思って買った。


レンコン大好き😘


さて、何を作ろうかな。


きんぴらもいいし、レンコン餅も捨てがたい。


でも、冷蔵庫にひき肉があったので

レンコンバーグを作ることにした。


半分はすりおろし、残りはみじん切り

それをひき肉と混ぜて形成して焼く。


硬いレンコンをすりおろすのは疲れたし

さらにその残りをみじん切りにするのは

もっと疲れた。


こんなに手間暇かけて一生懸命作っても

食べるのは一瞬なんだよね〜


それをむなしいと思うってことは

多分私は料理が好きじゃないんだな。

冬の読書 2




先日、トラウマについての本を

読んでいたんだけど、その中に

「夜と霧」という本が紹介されていて

抜き出されていた一文を読んで

思わず涙が出た。





今の今まで知らなかった本だけど

不朽の名著として半世紀もの間

読み継がれてきたのだそうだ。

自分の無知さに恥ずかしくなる。


それで早速読み始めたわけだが、

とにかく読みやすい。

作者が教鞭をとっていたというのも

あるのだと思うけれど、

理路整然としていて読んでいて

すっと頭に入ってくる。


作者のフランクルは精神科医だった。

しかし、戦時中ナチスドイツの

ユダヤ人狩りで収容所に送られて

そこで両親と妻を失い1人生き延びる。

(お子さんもいたという説あり)


「夜と霧」はその体験記である。


内容についてはここでは書かない。

というか、書けない。

読み手によりどこに注目するか違うだろう。

これをトラウマからの生還記として

捉える人もいるだろうし、

1人のユダヤ人としての体験記ととる人も

また、アウシュビッツを始めとする

ユダヤ人収容所の貴重な記録と読む人も

様々いるであろうと思われる。


それでも、この本は読んだ人の心に

ずっと消えない余韻を残すことだけは確かだ。

冬の読書



お正月休みに読んだ本






正確には漫画。


水木しげるさんがご自分の作品の中で

1番好きだとおっしゃっていたので

ずっと読みたいとは思っていたのだ。






元々はこちらの「ねぼけ人生」を読んで

タイトルとは裏腹の壮絶さに

度肝を抜かれて、以来水木しげるさんの

エッセイを読むようになった。 

お父さんとのエピソードが大好き💕


この人は表向きは非常にとぼけていて

飄々としているのだけれど

実はとても繊細で思慮深く

ありとあらゆることに精通している。

(調べ魔なんだとか)



「総員玉砕せよ」は、その90%が

実話なのだということで、

私としては描けなかった残り10%が

一体どんなことだったのかな?

なんて思ったりする。


私の祖父も戦争で捕虜となったものの

奇跡的に生きて帰ってきた。

しかし、その体験を誰にも語らなかった。

どんなに訊いても教えてくれなかった。

私は祖父の影を探して今でもこうした

体験記を読む。

その中に祖父の秘めた記憶を見る。