毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

老舗ブランド復活



スイスの老舗宝飾ブランド

フラージャコーが今年破産し

再建の予定もなし

と書いたそばから今度は

スペインの王室御用達ブランド

カレライカレラが2018年の破産を経て

息子さんの手により再建された

というニュースを知った。




破産する前のカレライカレラといえば

とにかく裸の男女がモチーフの物が多い。




セクシーすぎて目のやり場に困る




海外の人たちは

"まあ素敵!"

となるようだけど

日本人には馴染めないかも?




ここのブランドは艶消しが特徴で

艶消しなのに艶があるという不思議さ。

この艶消し技術は門外不出となっており

職人が手作業で一つ一つ仕上げるため

完成に1ヶ月以上かかるという。

まさに身につける美術品。




聖書や神話をモチーフとした物が多い。




俳優の天本英世さんはロルカの一場面を

指輪に仕立ててもらったとのこと。

いつも薬指にはめていて

それがとってもかっこよかった!


(写真を探してみたけど案外指が見えるものがなく

この冊子はチラッとだけ見えてる、惜しい!)





手が宝石を持ったデザインも有名。





破産の前か後かは定かではないが

経営者と職人さんの間で衝突があり

職人さんたちは独自のブランドを立ち上げている。


そのため、今回カレライカレラという

ブランド自体は復活したわけだが

トレードマークともいえる

"艶のある艶消し"技術は復活出来ず

セクシーで独特のデザインだけが

健在といった印象。

今後どのくらい顧客を取り戻せるか?

頑張って欲しいなと思う。


実は私は破産したと聞いたとき

どうしても手元に欲しくなり

探し回ってアダムとイブシリーズの

アダムのリングを手に入れた。

知らない人が見たら

ただの裸の男性が指に巻きつくリングだし

イブを手に入れないと"完成"ではないが

これがなかなかどうして、

イブの人気が非常に高くて

手に入らないのだ。

もっとも、見つかっても高くて手が出ないけどね(笑)