毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

老舗ブランドの破産



指輪好きにとって

青天の霹靂だったニュース


伝統ある老舗ブランドの終焉





鍛造リングといったらここ!

というくらい有名で

創業160年以上の歴史を持つ

スイスのブランド、フラージャコー




マイスターと呼ばれる国家資格を持つ

ゴールドスミス達の手により

丹念に製作される美しい指輪。


でもね、素晴らしいと思うのと同時に

ごくシンプルな地金リングですら

10万円以上する超高級品。

一体こんなお高いものを誰が買うのかな?

と思わないでもなかったのもまた事実。




フラージャコーというブランド名は

社長ご夫妻のそれぞれの苗字

フラーとジャコーを繋げたもの

というのも素敵だと思ってた。


結婚指輪としても

縁起が良さそうではないか。


今の社長さんもすらっとしてて

ダンディでとても素敵なお方。






しかし、

今年の夏に破産し

今後の事は未定

再建の予定もなし

とのこと。


特にこのブランドのファンというわけではないが

100年以上続いた伝統あるブランドが

消えていくのは残念というか

惜しいような気がする。


ここで働いていたマイスター達は

これからどうするのだろうか?

独自の技術も消えてしまうのか?


なぜオメガやティファニーのように

身売りしなかったのだろうか?


もちろん、私が知らないだけで

スイスにはフラージャコーだけでなく

高い技術を持ったジュエリーブランドは

沢山あるのだと思う。

古い歴史を持った工房も沢山あるのだろう。

多くの中の一つが廃業したに過ぎない。

それがたまたま日本で広く展開していたブランドだった、

というだけのこと。

日本でもセイコージュエリーは解散してるし

ジュエリー業界は今後も冷え込むのだろうな。