深夜、眠っていたら

物凄い雷で目が覚めた。

割と近くに来ていて

ピカッ、(間髪入れず)ドシャーン

と絶え間なく騒がしい。(ついでに怖い)

あー、春の嵐だわ。

と、そんなことを考えていたら

地震…

いつでも逃げ出せるよう

半身を起こして身構えたが

幸い震度1か2程度で収まった。

良かった。

でも

もしこれが大地震だったら？

私はどうすべきだろう？

そんな思いがよぎり

しばし考えに耽った。

外は嵐、しかも雷は近く絶え間なく落ちている。

そこへ巨大地震。

外に飛び出せば雷に撃たれる可能性もある。

かと言ってとどまっていたら

建物の下敷きにならないとも限らない。

さて、どうする？

素人の私の考えは

やはりとりあえず外に出る。

何も倒れてこないような広い場所に行き

身を横たえる。かな？

実はワタシ、雷にトラウマがあって。

昔々、ホントに世間知らずで

大雨の日に傘をさして外出した。

外は雷がピカピカしていた。

ショートカットしようと思って

広い駐車場を斜めに横切ろうとした

その瞬間…

傘を持つ手がビリッとしたのだ。

心臓がバクバク、怖くなって

走って建物の陰に入った。

こういうの、誘導雷というらしい。

落雷じゃなくて本当に良かったし

たまたまその時は傘の持ち手を持ってたのも

幸いだったと思う。

(私はよく持ち手ではなく金属部分を

つかんで傘をさすことが多い)

こんな体験から

雷がものすごく怖くなってしまった。

以来、あまりにも雷がひどい時は

外に出ないと決めている。

だから、もし雷の最中に

大地震で避難を余儀なくされたら

さぞ震え上がることだろう。

とにかく身を低くすることかな、とは思う。

防災士の方に訊いてみたら

地震も雷もどちらも命の危険はあるけれど

確率として低いのは雷に撃たれることで

同時に起きた場合は、やはり、

とにかく建物から逃げ出すこと、とのこと。

日頃からこういうことを想定して

頭の中でシュミレーションしておくことも

生存率を上げるのだそうだ。

もし、雷のなか避難することになったら

とりあえず広い場所までは走り

建物や木や電柱などが倒れてこない所に

たどり着けたら、そのあとようやく

雷から身を守るような行動を取る

これでいくことにしよう。