ゴールドの生々しいお話です。

ご興味のない方は

ここでさよならでお願いします

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友人に会ったら

胸元にぶっとい金のチェーンがキラリ。

こ、これは、私が欲しくて欲しくて

でも値上がりにビビってる間に

とうとう買えない位高騰して諦めた

あの"喜平"ではないか！

かと言って、いきなり言及するのも

なんだかいやらしいし。

と、しばらく様子を伺って

アクセサリーの話題になった時に

すかさず金のチェーンについて

聞いてみたのだった。

すると、お母様がお若い頃に買って

ずっとタンスの肥やしにしていたのを

ペンダントヘッドを買った時に

借りパクした、とのこと。

(あれ？なんかそっくりな話があったような)

今では軽く10万を越える

太い金の喜平チェーンを

友人のお母様はなんと15000円で

ご購入された、という。

そうだ、私も知らなかったが

かつて金はグラム800円程度だった過去がある。

その頃、「太陽がいっぱい」という映画が

日本でも大ヒットし、主人公が着けていた

コインペンダントも大流行したそうだ。

その時、金相場が安かったこともあり

かなりしっかりした18金のコインペンダントが

気軽に買えるお値段だったと

当時を知る人から聞いたことがある。

映画人気に便乗して買った人

今頃大喜びしているだろうな。

(実際、数年おきに査定に出して

3万→15万→30万と、調べる度に

金額が爆上がりして売るに売れない人や

ある程度の所で売ってしまった人や

様々いらっしゃると聞く。

共通しているのは、皆さん"儲かった"

と驚き混じりに喜んでいる点。

そりゃそうだ。)

私も中学生の頃、テレビでこの映画を見て

アランドロンの完璧なまでの美貌に

すっかりやられて、お揃い？の

コインペンダントが欲しくなった。

親に言うと、

"あー、流行ったねー"

と言っていたが、2人は買わなかったそうだ。

買っておけば良かったのに！！