なぜだろう？

銀製品を買うと大体偽物を掴まされる。

もうずっと昔からのことだが

海外の物は大抵まがいものだった。

アジアン雑貨のお店で買ったガムランボール、

ステンレスより銀がいいと思って　

わざわざ高い方の"シルバー925“と

刻印があるものを選んだ。

音色も気に入っていたので

首から下げて得意になっていたら

銀製のはずなのに日に日に錆びて

しまいには緑青(りょくしょう)が浮いてきた。

そこで銀メッキだったと判明。

教会の売店で買ったロザリオもしかり。

"銀製"と書いてあり、他のものより

飛び抜けて高かった。

でも、メッキよりやはり銀の方がいいと

そちらを買った。

(私はキリスト教徒ではないけれど…)

しかし、これもまた月日が過ぎたら

次第にメッキが剥がれてきたので

銀製でなくメッキものと判明。

何年か前に

友人とお揃いで買ったシルバーリング、

刻印は925とあるが、着けていると

金属臭がするし、傷のつき方が銀のそれとは

明らかに違う。

おそらくステンレス製だと思われる。

手入れもろくにせず剥き出しのまま

いつも棚の上に置いているが

数年経った今でも全く黒くもならず

ピカピカを維持している。

メッキがはげないだけマシだけど

銀だから買ったわけで

銀じゃないなら買わなかったよ。

(ほぼほぼステンレス確定)

そして

極め付けがつい先日購入した

割と有名な海外ブランドのリング。

刻印は925となっているが

手にした瞬間、銀でないと思った。

手触りが硬いし、銀特有の色味ではなく

おまけに金属臭がする。

確実にこれはステンレスだなと思った。

すぐに買った店に問い合わせてみたが

"信頼のおけるブランドだから

シルバー925で間違いないです"

とのこと。

品質を保証する理由がブランドの信用って

ちょっとおかしくない？

はー、ダメだこりゃ。

シルバーじゃないものをシルバーと偽って売ると

立派に犯罪なんだけど知らないのかな？

なぜ購入者がそのようなことを

問い合わせてくるのかちゃんと考えた方が

良いんじゃないかと思うけどな。

絶対シルバーじゃないという証拠を示せない以上

泣き寝入りするしかない。

かと言って鑑定に出すつもりはない。

それなりの費用と手間がかかるし

今回は貯めたポイントで購入しているので

もしシルバーではないとわかったとしても

なんの保証もされない。

使ったポイントが戻ることは

いかなる理由があってもないそうだ。

仮に現金で購入していたとしても

払った代金が返ってくるだけで

鑑定費用は自腹となる。

そんなことするわけない。

偽物ばかり掴まされているので

さすがにもう今後は銀製品は買うのをやめる。

特に海外製は怪しいので絶対買わない。

銀の経年変化が大好きなのになぁ〜