毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

指輪愛が止まらない


思い返してみると

幼稚園の頃には既に

"指輪"という物が好きだった。 


そのせいか、

今でもジュエリーが好きというよりは

指輪だけ好きで、ネックレスも

ブレスレットも興味がない。

ピアスも開けてないし。


とはいえ、指輪も買ったしばらくは

嬉しくてずっと着けているんだけど

時間が経つと飽きて着けなくなる。


よく宣伝文句で

"飽きの来ないデザイン"など謳っているが

本当にそんなものあるのかな?

どんなシンプルなものでも

やっぱり飽きる。

同じものを何年もずっと着けてる人がいると

飽きないのかな?と思ったりする。


物にはエネルギーがあるというし

"飽きる"というのは、もしかしたら

それの持つエネルギーを使い切ってしまった

ということなのかもしれない。

風水では古い物には運がないので

いつも新しい物を使うようにと

教えている。

そういうのも何か関係があるのかもしれない。


ところがところが

この飽きっぽい私が、

先日買った(しかもセコハンで)

月型甲丸のリングに全く飽きず

ずーっと着けているのである。

その指輪愛は日毎に募り

飽きるどころか、見るたびに

可愛い〜と思ったりするのだ。


一体これはどうしたことだ?


しかしこのコロンと可愛い月甲丸リング

ファッションリング並みに薄っぺらい。

このまま毎日着けていたら

おそらく数年後には割れるだろう。


そう、固いと思われがちな金やプラチナは

実は金属の中では柔らかい方なので

摩耗も速いし変形もする。

また、作りによっては

輪っかにするために接着してることもあり

そこが経年劣化により切れる場合もある。



こういう風に割れた場合は

金属の中に"ス"と呼ばれる空気が

入っていたからだと思われる。

空気が入っていると強度が落ち

ぶつけたり落としたりといった衝撃で

あっけなく割れてしまう。




このようにきれいにパキッと割れた場合

おそらく溶接してあった部分が

経年劣化、あるいは摩耗で取れたのだろう。



私のリングをよくよく観察してみると

薄くて厚みがないだけではなく

表面に"ス"があるし、サイズ直しの跡もある。

これは、うかつにぶつけたり落としたりすると

割れる可能性がある上に、経年劣化で

直した部分がパキッと切れる可能性もあり

さらに、厚みがないのですり減って割れる

という確率もかなり高い。

うーん、三重苦(>_<)


それでも、壊れても直せるのが

貴金属のよいところ。

溶かして作り直すこともできるし

売って新しい物を買うことも出来る。

たとえ壊れていても

価値が下がることはない。