毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

母急展開



私の母は通っている歯科医院で

抜歯ギリギリの歯を治療して

結果、抜かずに済んだのだが、

その後過去の治療済みの歯が

詰め物が取れ、再び受診したところ

かなり深いところまで虫歯になっていて

今回ばかりは抜かないといけない

ということになった。


私があれだけ専門医の受診を勧めたのに

あれやこれやと理由をつけて

インプラントでいいと結論付けたが

やはり気になったらしく私にそう言った手前

こっそり新しく開院したところに

セカンドオピニオンへと行ってきたらしい。


そこは新しいので治療も最先端だろう

と考えてのことだったようだが

そこでの診断は、詰め物が取れた所だけでなく

その隣と隣、つまり三本の抜歯を

勧められたという。

抜歯以外で、と希望しても

もう抜くしか手がない

と言われた、とのこと。

それで最初の所に戻って一本だけ抜き

隣と隣の歯は抜かずに治療する

ということにした、らしい。


来月からその治療に通う

という段になって報告してきたので

私が色々探して、なんとか通えそうな距離に

一軒だけあった専門医を見つけ出し

とにかく抜く前にもう一度

"専門医"のセカンドオピニオンを受けに

行ってみる、という段取りをつけた。


本人は年齢もあるから(もう年なので)

入れ歯でもなんでも(どうでも)いいや

という考えに達しているようだが

本当に部分入れ歯となれば

そこで初めて不自由さと自前の歯の

ありがたみを知るだろう。

でも無くしてから分かったのでは手遅れだ。

時間は巻き戻せないし抜いた歯を

また入れ戻すことも出来ないし

歯は植物のようにまた生えてきてもくれない。


どうせ抜くのであれば

せめてその前に、本当にその歯は

もう抜くしか手がないのかどうか

それを知ってからでも遅くない、と思う。

個人個人で違うから絶対じゃないけど

専門医の治療は一般歯科より辛くない。

だから年寄りこそ一般歯科の苦しい治療を

受けるよりも楽に負担なく専門医を

受診して欲しいと思う。


母のセカンドオピニオンがどう出るか

やはり抜くしかないほど悪いのか

先の展開が楽しみである。