毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

過信は禁物


何年もおかしいおかしいと思いながら

どこの歯科医院でも

大丈夫、問題ない

と言われてそのままにしていたら

とんでもない大ごとになった私の歯。


やっぱり自分の"何か変“という体感は

正しかった、という

非常に手痛い学びをした今回だったが

そういえばそれで思い出した。



何年も前の話だが、

父が喉の調子を悪くし何日経っても

一向に良くならないので

病院へ行ったところ、特に問題は見つからず

トローチを処方されて帰ってきたことがあった。

ところが、それを聞いた母が

絶対おかしい、絶対なんかある

もう一度診てもらえ!

と言い張り再度受診し精密検査を希望して

大学病院へ行ってポリープが見つかり

入院、手術となった。


父は最初に何でもないと診断されたので

やはりそれを信じたかった様子で

何でもないと言われたのにまた行くのは嫌だ

とかなり抵抗していたけれど、

その時点で声を絞り出すようにしてしか

話せなくなっていたのと母には勝てないのとで

嫌々再診に行ったようだったが

もしあのまま放置していたら

どうなっていただろう?


目の前に良い見本があったのに

いざ自分の身に起きると

わからなくなるものだ。

ドクターの"何でもない、大丈夫"

という言葉は魔法の言葉だ。

何かあったら怖いから

なんでもないという明るい見立てに

すがりたくなるし、信じたくなる。


それでも…


そうだったらいいと思う気持ちで

身体の訴えを無視してはいけない。