毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

歌姫さまさようなら






オリビアニュートンジョン




ビフォー




アフター

(40年位経ってるのかな?変わらないね)





私はこの方をリアルタイムでは知らないけれど


70年代に日本でも絶大な人気を


誇っていたようですね。




こんなかわいい73歳って


なかなかいないんじゃないかしら?





リアルタイムでは知らないものの

日本でも大ヒットしたのもあって

歌声はよく耳にしていた。

"愛くるしい声"と思っていたし

独特の発声は唯一無二だとも思っていた。


そんなオリビアさん

実は一度だけお見かけしたことがある。


海外のとあるコンサートに行った時のこと

前日のリハーサルを見学するという

大幸運に恵まれた。

その時、オリビアニュートンジョンさんも

見学に来ていた。


終了後、偶然向こうから彼女がやってきた。

私は声がかけられるものなら

一言だけでもかけてみたいな、と

密かに期待していた。


ところが…


彼女は(自分のではない)ファンの一団に

気がつくと、サッとボディガードの後ろに隠れ

うつむいて顔をなるべくこちらに見せないようにして

それから横付けされた車に素早く乗り込み

あっという間に去っていった。


え?何それ


メディアでお見かけする彼女は

いつも満面の笑みで明るくチャーミングで

そのイメージのまま、

もしかしたら笑顔で手を振ってくれるかも

なんて期待していたのもあって

まるきり無視の態度にあっけに取られ


感じ悪い…


そう思ってしまった。


そりゃ、ここにいるのは別のアーティストの

ファンばかりで自分のファンではない。

だからサービスする義理はないのかもしれない。

どんな人がいるか分からないから

有名人としては万一に備える

という気持ちも分からないではないけれど

それでも、彼女の歌をいいなーと

思っていた私はその態度がショックだった。

(勝手に期待して勝手に幻滅したのだから

全て私が悪いのだけど…)


そんな後に出てきた本命アーティストは

まるきり逆の態度だった。

警戒心など全く見せず

本当に優しくて親切で

おしゃべりしてくれて

写真も撮らせてくれて

車に乗って去っていくときも

ずっと手を振ってくれて

沢山ファン冥利に尽きる対応をしてくれた。

それでオリビアさんの一件は

すっかり吹き飛んだのだった。


と、まあ、唯一の思い出が

あまり良いものではなかったけれど

オリビアさんの訃報はショックで

とても悲しかった。



73歳と聞いて少し早い気もしたが

30年もガン闘病されていたとのこと

そんなにも長くガンと共存されていたなら

それは"余命"としては素晴らしいと思う。




最後の近影

2022年4月のイースター




ご冥福をお祈りします。