たまたまお見かけした

おばあさまの形見に金の指輪を

もらったという方のつぶやき…

おばあさまが肌身離さずつけていた

金のカマボコリングは

三角形をしていた

なぜこんな形に？

と、しばらく考えてたら分かった。

祖母はだんだん指が痩せていったのだ

そう思ったら涙が止まらなかった

原文のままではないが

大体こんな内容

ジュエリー好きの身としては

じれったい！

泣かないで〜

おばあさまは指が痩せていったわけじゃ

ないのですよ。

よしんばそうだったとしても

金は持ち主の指と一緒に

しぼんだりしないんです。

むしろ、これは

おばあさまが長年愛用されていた証

金やプラチナは

金属としては柔らかいほうなので

簡単に変形してしまう。

だからおばあさまの指輪も

日々身につけているうちに

重いものをもったり

何かを強く握ったり

そんな日常の何気ない動作で

少しずつ凹んでいったのでしょう。

長年使い込まれた指輪は

大抵三角形か四角形に変形しています。

誰かへのあてのない手紙