毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

詩人 丸山薫



中学生の時

図書室の詩集を順番に片端から読んでいた。


宮沢賢治、室生犀星、中原中也

北原白秋、三好達治、寺山修司…


数え切れないほどの詩人たち


その中に


丸山薫 という人がいた。


この人、なんかいいな、と思った。


中学生には少し言葉が難しかったが

読んでいると心が温かくなる。


ほとんど知られていない詩人だけど

私にとっては忘れられない

強い印象を残した人。  




※地元では有名人のようだ




大人になってから旅行中

偶然にも丸山薫記念館の前を通りかかり

あの時の青くて生意気で悩み深かった日々を

思い出した。



(こんな小さくてチマッとした建物

我ながらよく気がついたよね)



そう、中学時代は地獄の日々であった。

私は丸山薫の優しい世界に浸るひととき

現実を忘れ、心を慰められていたのだった。