毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

金とプラチナ



ジュエリーのお話です。

興味のない方はここでさよならで

お願いします!


ジュエリーって

興味ある人には永遠に話していられるほど

とっても興味深いものだけど

興味のない人には

ものすごーくつまらないものだと思う。


世の中、

それでいいんじゃないかと思う。



気持ちよく住み分けでいこー!









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最近、

しみじみと

金(ゴールド)のジュエリーが好きだ。


でも、

若い頃は

断然プラチナ派だった。



結婚指輪も

細いプラチナの甲丸リングがいいと思ってた。





クリスチャンではないので

あくまでふわふわと夢見る夢子の

"結婚指輪像"である。


信仰を持つ人たちが結婚式で交わす

結婚指輪というものは

祝別をいただいた"聖品"である。

それを冒涜するつもりはない。

ただ、ものを知らない若い頃は

結婚指輪というものはなんだか

幸せの象徴みたいに思えて

夢を膨らませてしまうのだ。


ところが…


夫となる人の叔母さんが

ずーっと前から

"私の可愛い甥っ子が結婚する時は

結婚指輪を選ばせて欲しい"

と言っていたということで

勝手に選んでしまった。  


んー、なんか色々おかしくない?


甥っ子が可愛いのはわかる。


だからって、結婚指輪を選ぶ??


"若い2人"が選んだものをお祝いに、と

黙って買ってくれるのなら分かるが 

叔母が勝手に決めた指輪の代金は

こちらで払えという。



しかも!


選ばれたそれはプラチナでもなく

細身でもなく

ぶっとい金の3連リングだった。 





3色のゴールドが使われていて

清楚なプラチナとは違い

遠目からも目立つ派手派手しさ。

太い!重い!


理想と真逆のものを前にして

こんなものをずっと着けるのか…

と暗い気持ちになった。


さらに


指輪を着け始めてすぐ

いつも行くスーパーの店員さん、

しかも男性!の指に

全く同じ結婚指輪がはまっているのを見て

私はその場でソッコー指輪を外した。

(どうやら当時流行ったデザインらしい)


結局、叔母さんに内緒でプラチナリングを

こっそり買って着けるようになった。

ついでに3連リングは売ってしまった。



月日は流れ

周り回って今は金が好きである。

叔母さんの選んでくれた指輪も

今思うとセンスが良かった。


細いリングは歳を重ねると似合わなくなるし

(結婚指輪に似合うも似合わないもないが)

プラチナも若く張りのある手には似合うが

年を取った皺のある手には似合わない。


あの指輪を肌身離さず身につけて育てていたら、

今頃は私の大好きな

"使い込まれて照りの出たリング"

に、なっていただろうなと思う。





ペアの片割れはもういないけれど(笑)