毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

パンを焼く人



最近市販のパンに食べたいものがないので

仕方なく自分で蒸しパンを作っている。

オープンがないためパンは焼けない。

だから電子レンジで出来る蒸しパンにした。


世の中の料理が好きな人は

洗い物をどうしているのだろうか?

料理って、やればやるほど洗い物が出る。

さらにそれを食べた後もお皿を洗う。

洗っても洗っても次々に出てくるので

無限洗い物ループだな、と思う。


蒸しパンも、毎日となると

作るのが面倒になるし

作ったら作ったで地味に洗い物が多い。


面倒臭いな〜と思いながら

材料を揃え、混ぜ合わせ、型に入れ

蒸してる間に使ったボウル類を手早く洗い

出来たらお皿に移して型を洗う。

食べ終えたらまた洗い物。


仕方ないんだけど、

でもやっぱり手間暇がかかりすぎるよね。

なんだかんだ言っても市販品を買うと

お手軽でいい。


そんな怠け者の私であるが

とても素敵な動画を見た。


イギリスにお住まいの90歳のおじいさんが

丁寧にパンを焼く動画だ。

90歳と言っても手つきや足取りは若々しく

高齢者がヨチヨチしながらようやっと

作業をする、という風ではない。





材料はきちんと計ったものが

それぞれ小さな容器に入れられており

それらを大きなボウルに入れてこねていく。

オープンの都合上、一度に焼けるのは

食パン6斤なんだそう。


細々した容器と食パンの型6個

これらを洗って天板も洗うのは

さぞ重労働だろうな、と思った。






それでも、この映像を見て以来

私もこのおじいさんのように

自分の食べるものを心を込めて

作りたいと思うようになった。


材料を揃えてボウルに入れていく時

面倒だな、と思ってしまうこともあるけれど

そんな時はおじいさんの姿を思い出す。

すると

そうだ、あんな風にやりたいんだった

と気持ちが新たになって

丁寧に、丁寧に、と自分に言い聞かせる。


いつか本当に面倒になって

身体が動いてくれなくなったら

その時はホームベーカリーを買おう。

そして食洗機も買うとしよう。