毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

明るい闘病記



たまたま読んだ闘病漫画があって


絵柄が可愛らしいのと


とにかく作者が底抜けに明るい上に


自己主張がはっきりしていて


小気味が良い。





そして何気に勘が良いというのか


霊感があるというのか


直感でサクサク動く。



(そもそもが立ち読みした雑誌がきっかけ!)


あっけらかんとしているので


深刻な話なのについ笑ってしまう。


が、


そこはどうでもよくて


いや、よくはないんだけど(笑)


びっくりしたのが作者と旦那さんの馴れ初め。


作者さんは10代の時に、夢で誰かと電話をしていて


相手の名前を呼ぶのだが





のちに就職をし、そこの先輩が夢と同じ名前と知る。


しかし、全然好みのタイプでもないので


気にもとめていなかったのに


ある時飲み会で席が隣になり


体に"懐かしいような喜んでいるような"


意味不明な反応があり、


以来意識するようになり


あちらから告白され


ついにはプロポーズされ


その時


"身体の一部が無くなってもずっと好き"


と謎なセリフを言われる。





そして、その20年後、


病気により本当に体の一部を失くすのだ。


旦那さんはその言葉を覚えていたかどうかは


定かではないが、実に献身的に闘病を支える。





読んでいてなんだかとても羨ましくなった。


こんなふうに伴侶を見つけられたらな。


多くの人が適当にくっつくから


運命の赤い糸がこんがらがって


本当の伴侶に出会えないんじゃないかしらん。