占いの行方
ゴシップ話です
下世話な話が苦手な方はここでさよならでお願いします
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自分には関係のない話なのに
どうしてもどうしても気になって仕方がないのでここで吐かせてもらおうと思う。
それはとあるタレントさんの話だ。
何かのバラエティ番組だったと思うが、その中で突然そのタレントさんが話し始めた。
これ、5年後のお楽しみなんだけどさあ…
長い話をまとめると
そのタレントさんが海外で占いをしてもらったら、いきなり占い師に泣かれ"かわいそうに、あなた5年後にはもういません"と言われた
という事だった。
スタジオはその話を聞いてざわめいた。
どういう事?
いないって何?
死んじゃうの?
タレントさんは明るく笑って"私も分かんない。だから5年後のお楽しみなの"と言った。
そして、当時の占い師を呼んで、涙の意味といなくなるというのはどういうことなのかを訊こうということになった。
スタジオに現れたその占い師さんはニコニコとしていた。
なぜあの時泣いたのか?(タレントさんの話では号泣だったそうである)
その答えは"覚えてません"であった。
そりゃそうだ。
このひとが1日に何人占うかは分からないが、人気占い師という事なのでかなりの数だと思われる。
毎日毎日沢山の人を占ってる人がずっと前に占った人のことなど覚えてはいないだろう。
でも、身内ならともかく、赤の他人を占って泣くなんて滅多にないことではないのか?
タレントさんの話では話せないほどしゃくり上げていたというし、占いの場でそんなに泣いたら覚えているのではないだろうか?
ところが、泣いたのは覚えてないのにタレントさんのことは覚えていたという。
そんな事ってあるのかな?
あの時の"いなくなる"というのはどういう意味だったのですか?
そう訊かれて占い師さんは答えた。
芸能界からいなくなる、という意味です。活動の場所を芸能界からよそにうつされてもっともっと活躍されるという意味ですよ。
わー、良かったねー
とスタジオは一気に明るいムードに包まれた。
それから何年経ったのだろうか?
タレントさんは突然亡くなったのである。
亡くなる少し前に謎の芸能界引退をされている。
引き留める声に対してタレントさんは
新しい可能性に賭けてみたい
と言っていた。
真実は藪の中。
いくら考えたところで臆測でしかないし決して明かされることはないだろう。
それでもやっぱり時折り思い出して
あれは一体なんだったのだろうと思わずにはいられない。
もしかしたら、タレントさんが引退を決めたのは占いで言われた"5年目"の手前だったのかなと思う。
いなくなる、という意味が"死"かもしれないと思っていたのではないか?
2度目にスタジオで占い師さんと再会した時、活躍の場を移すという意味ときいて、死を避けるために引退したのではないか?
そんな事を取り止めもなく思ったりする。
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