毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

プレーンリング色々


地金のみで石や装飾のつかない指輪を

よく"プレーンリング"と呼ぶが

一口にプレーンと言っても

意外と種類があって面白い。


1番多いと思われるのが

甲丸リング。




切った断面がかまぼこの形をしているので

別名かまぼこリングとも呼ばれる。



次によく見かけるのが

平打ちリング。





丸みがなく平べったい形で

男性用のシルバーリングによく見られる。

これは甲丸より幅があるものが多いので

いつものサイズでは指に入らないこともあるし

浮腫みやすい人には向かない形だと思う。



この甲丸と平打ちを足して二で割った形が

平甲丸リング。



平打ちの上が少し丸みを帯びている。



ボリューム感があり、かつ、付けやすいのが

月形甲丸リング。




上はこんもりとしているが、指の内側は

細くなっている。

横から見ると三日月のような形なので

月形、と名付けられたということだ。





変わり種として

ナイフエッジリングなんてのもある。



上がとんがっている。

一見なんでこんな形に?と思うが

角度がつくことで光によって違う表情を見せ

また、使っていくと上の尖った部分が

少しずつ削れて丸みを帯びてくるので

経年変化を楽しめる。

いわゆる"育てる指輪"



以前、プレーンリングばかりを

コツコツと集めている方のブログをお見かけし

その時は

"なぜ変哲もない指輪ばかり集めるのかな?"

と思っていたが、今はよく分かる。


形状だけでなく、ちょっとした幅でも

表情が変わり、身につける人の指の形でも

違って見える。





当然、似合う似合わないがある。

見ていて飽きない、これは面白い!





プレーンに飽きたら

石を入れたり模様を掘ったりも出来るし

溶かして新しい指輪に作り替えても良い。


シンプルなものほど奥が深いんだよね。