ピンクゴールドにご用心
最近人気のピンクゴールド
ピンクというより赤銅色、ピカピカの10円玉の色。
優しい柔らかな色合い
これは金に銅を混ぜることによって生まれる色味である。
ここまでは多少なりともジュエリーに関心がある人なら知ってることだろう。
しかし、実際に身につける貴金属の素材としてピンクゴールドを選ぶ時は注意が必要だ。
まず、変色しやすいこと。
これは同じく銅から作られている10円玉を見れば分かると思う。
真新しい10円玉は明るいオレンジピンクでピカピカしてるけど
古いものは黒く変色している。
ピンクゴールドは金と銅が混ざっているのでそこまで酷く変色はしないものの
やはり長く使ううちにくすみとか一部にシミが出てしまう場合が多い。
特にしばらく身につけないでしまっておくと酸化して変色しやすくなる。
逆に毎日身につけると変色しにくいようだ。
いつもつけてる結婚指輪の素材に選ぶと
その経年変化も重ねた歳月の証となって楽しいかもしれないから悪いことばかりでもない。
もう一つは、他のイエローゴールドなどと比べてかなり硬いということ。
これ一見良さそうに思えるのだけど
実は硬すぎて修理出来ないのだ。
もしかしたら修理してくれる工房があるかもしれないが、大体のところで断られること請け合いである。
従って、サイズ直しもまず出来ないと思ってよい。
この点をきちんと教えてくれるお店はかなり信用出来るので、お店のレベルをはかるのにもピンクゴールドについて質問してみると良いかもしれない(笑)
そして、ピンクゴールドは他のゴールドに比べて重い!
という事は、全く同じ重さの18金の指輪があった場合、ピンクゴールドは一番金の含有量が少ないという事だ。
ジュエリーは損得で買うものではないからどうでも良いことかも知れない。
それでも、資産も兼ねてジュエリーを身につけようと思う時はちょっと覚えておくと良い。
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