毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

アレキの指輪


私はジュエリーが好きだが

かといってホイホイ買えるわけではないし

そもそも

「好きイコール所有したい」

というわけでもなく

むしろ、身につけるより

眺めるのが好きである。

特に、誰かが大切にしているものを

見せてもらうのが好き。

大切にされているものや形見や記念の品

そうしたものには何かが宿っているような気がするのだ。


そんな私、

先日アレキサンドライトを購入した。

前から欲しいと思っていたのだけど

迷っているうちに値上がりして

それがさらに今年に入ってまた値上げ

4月にも値上げ、さらにさらに

貴金属の高騰余波で5月からも値上げ

これはもう手が届くうちに買うしかない

と思い切ったのである。


本当に良いものは百万超えが当たり前だけど

私はアレキという石を持ってみたかっただけなので、

ほとんど無価値に等しいゴマ粒みたいな

小さな石を飾ったファッションリングにした。


質の良いアレキは緑から赤へ

色がパキッと変わり、色味も深い。

私のゴマ粒はファッションリングだけあって

色もぼんやりしているしカラーチェンジも

曖昧というか、そういえば変わったかな?程度。

それでも、やはり、ジュエリーを買うと

ときめきがある。

なんとなく心が弾む。


洋服や靴や食べ物などは、擦り切れたり

食べ終えたらそれでおしまいだが

ジュエリーは無くさない限りずっとある。

腐らないし価値も変わらない。

例え壊れても売ってお金に変えることも出来る。

こんなコスパのよいもの他にはないかも?



質があまり良くないと

このようにうっすらとした変化しかしない。




質が良いアレキはそもそも色が濃い。

カラーチェンジした時も深い色味で

赤くなる。