毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

きれいに使う?


たまたまネットで

90代のおばあさまが70年以上

肌身離さず着けている指輪の画像を

お見かけした。


"とてもきれいに使ってる"


と、お孫さんの感想が書いてあった。


"きれいに使ってる"

これ、経年変化したジュエリーに

よく使われる表現なんだけど

見かける度に???と思う。


きれいに使ってる、とは

どういう意味なのだろうか?


もし私がそう聞いたら

毎日汚れを拭いたり磨いたりして

ダメージがあまりない

という品を想像する。


しかし、大抵の場合、

そんなに気を使っているようには見えない。

実際、前述のおばあさまも

70年以上もの間、ただ嵌っぱなしにしていた

という感じで、きれいに使ってる

という感じは伝わってこなかった。

ただ、年代物の割にはくたびれ感がなく

それを"きれいに使っている"という書き方で

表現しているのかな

とは思った。

ホワイトゴールド製とのことなので

時代からいってもおそらく14金か9金、

このくらいの純度だと硬くて傷がつきにくいので

長年使っても摩耗も少なくダメージも

出にくいと思われる。


"きれいに使っている"

という表現には違和感があるけれど、

大切に身につけられた品には

独特の雰囲気があると思う。