毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

カレライカレラ


カレライカレラ…


なんだか早口言葉みたい(笑)


これはスペインの宝飾ブランドの名前。


イはスペイン語で"&"という意味なので


カレラ&カレラ


つまり二人のカレラ(苗字)さんによるブランドなのだ。


スペイン王室御用達ジュエリーとして名高い。


艶消しなのに不思議な艶のある加工技術は


門外不出となっており


職人さんが1つ1つ手作業で施すため


一つのジュエリーを作るのに


1ヶ月から2ヶ月かかるのだという。


見れば見るほどジュエリーというより


身につける美術品という方がしっくりくる。


そんなカレライカレラ、


2018年に経営破綻してしまった。


その少し前に、デザイン路線を変えたことから


工房長が反発、職人を引き連れ退職、独立。


そのおかげで門外不出の艶消し技術は


今はその元工房長が立ち上げたブランドにより


受け継がれている。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



実は私、カレライカレラのリングを

1つだけ持っていたのだが、

なんと無くしてしまって青ざめている。

今や買い直すことが出来ないものだけに

尚更未練たらたら。

しかも、手作業で加工されているだけあって

1つ1つが微妙に違うので手元に来たものは

まさに世界に1つだけの自分だけのもの。

中古で稀に同じものを見かけるが

表情が全然違う。

自分のリングの顔が最高に美しいと

親バカ丸出しで愛でてきたので

代えのきかない唯一無二のリングが

手元から消えて寂しくて悲しい。