カレライカレラ
カレライカレラ…
なんだか早口言葉みたい(笑)
これはスペインの宝飾ブランドの名前。
イはスペイン語で"&"という意味なので
カレラ&カレラ
つまり二人のカレラ(苗字)さんによるブランドなのだ。
スペイン王室御用達ジュエリーとして名高い。
艶消しなのに不思議な艶のある加工技術は
門外不出となっており
職人さんが1つ1つ手作業で施すため
一つのジュエリーを作るのに
1ヶ月から2ヶ月かかるのだという。
見れば見るほどジュエリーというより
身につける美術品という方がしっくりくる。
そんなカレライカレラ、
2018年に経営破綻してしまった。
その少し前に、デザイン路線を変えたことから
工房長が反発、職人を引き連れ退職、独立。
そのおかげで門外不出の艶消し技術は
今はその元工房長が立ち上げたブランドにより
受け継がれている。
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実は私、カレライカレラのリングを
1つだけ持っていたのだが、
なんと無くしてしまって青ざめている。
今や買い直すことが出来ないものだけに
尚更未練たらたら。
しかも、手作業で加工されているだけあって
1つ1つが微妙に違うので手元に来たものは
まさに世界に1つだけの自分だけのもの。
中古で稀に同じものを見かけるが
表情が全然違う。
自分のリングの顔が最高に美しいと
親バカ丸出しで愛でてきたので
代えのきかない唯一無二のリングが
手元から消えて寂しくて悲しい。
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