毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

経年変化を楽しむ


ネットでお見かけした一つの指輪があった。


娘さんからお父さんへと贈られた指輪で


10年来肌身離さずはめられ、すっかり傷だらけ


角も丸みを帯びてしまっていた。


しかしその古ぼけた指輪は


ご高齢のお父さんの年齢を重ねた指に


とてもしっくり似合っていた。


素敵だなと思った。


私もこんなふうにたった一本だけ


運命のリングに出逢いたいと思った。


かのキースリチャーズは


30代の時に贈られたスカルリングを


40年以上片時も離さずつけている。


手を負傷した時も首から下げていたほどだ。


何十年も身につけたスカルは


鼻は削れて低くなり、歯は影も形もなく


今やほとんどツルツルののっぺらぼう(笑)


それが最高にカッコいい!!