毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

コンビジュエリーの話


ジュエリーのうんちく話に興味のない方はここでさよならでお願いします



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スリーカラーゴールド


金とプラチナのコンビ


シルバーに金プレート入り


などなど


普段何気なく目にするコンビジュエリーだけど

実は異なる種類の金属をくっつけるのは

なかなか大変なことなのだ。

職人の腕次第というところが大きい。


だから、よーく見渡してみると

くっつけなくて良いようなデザインが

結構あることに気づくだろう。


2連とか3連になってるものとか

2本のリングを組み合わせて1本のリング

みたいにして着けられるものとか

爪で異なる金属を留めてあるものとか。


あるいはくっつけてあるにはあるけど

鎚目をつけてつなぎ目をわからなくさせてたり。



実は…


自分から自分へのクリスマスプレゼント

というわけでもないのだけれど

フリマサイトで指輪を買った。

これまでの私だったら

フリマサイトで貴金属を買うなんて

絶対あり得なかった。

よしんば中古で買うとしても

それなりのリサイクル店で

金属を検査済みの物を買う。

刻印はあてにならないからだ。

k18と打ってあっても実は14金だったり

最悪な場合ただのメッキだったり。

昔は20金とか22金でも純金という

刻印を入れていたりするし。

日本造幣局のマークが入っていれば

ある程度は信用出来るけれど。


だからどこの誰ともわからない人から

画像を見ただけの真贋不明の物を買うなんて

我ながら乱心してたとしか思えない。

(ただし、どこで購入したのかは明記されていた)



あまり詳しく書くと身バレの可能性がある為

詳細は省くが…(´-ω-`)


それは2種類の金属を繋げて作った指輪で

手元に届いてよく見たらつなぎ目が

とても目立つ上にロウ付けした部分が

黒く変色していた。

要はこれを作った職人さんは下手くそで

おまけに仕事が雑という事。

日々数をこなす為にやっつけ仕事になっている

というのが透けて見えるようだった。


フリマに出した人も多分この仕上がりが

最初から気に入らなかったのだろうし

使ううちに黒く変色してきて

ますます嫌になったのだろう。

(というのを販売サイトのレビューを読んでなんとなく察した)


だから私も受け取った最初はがっかりしたし

粗悪品を売りつけられちゃったなあ

と思ったりした。

値段もこの品質にしてはかなりの割高。

グラム引き取りに出したら

買った値段の5分の1程度にしかならない。


ところが、磨き粉を使って黒ずみを磨き

指輪をよくよく水洗いし

手に取ってしげしげと眺めていたら

持ってる指がビリビリビリとした。

不思議現象ってあまり信じてないし

そういうのは必ず原因や理由があると

思っている私だけど

この時は本当にびっくりした。

なんらかのパワーみたいなものがある?

よく分からないけど、縁あって

手元に来たものなので大切にしようと思う。