毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

はじめてのジェラート



それはまだ私が学生だった頃


友人3人で遊びに出掛けて


どこかの商店街を歩いていると


なにやら黒山の人だかり…


近づいてみたらそこは


日本初上陸とかいうジェラート屋さんだった。


ジェラートって何?


3人でジィーッと店の中を覗き込んで


どうやらシャーベットかアイスクリームか


なにかそういう類のものらしい


ということになり、それじゃせっかくなので


並んでみようということになった。


その店はシングルはなく


2つの味を選ぶシステムということで


私は確かティラミスといちごだったかな?


記憶がうろ覚えだが、


よく覚えていないのには理由がある。


無事3人とも購入出来て


さあ食べよう(о´∀`о)


と、かぶりついたのだが


一口食べて3人とも無言…


あ、甘い(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


これが本場の味?


日本人の好む甘さ控えめとは程遠い


フレーバーより甘さが先にきて


口の中はたった一口で甘さでいっぱい


ティラミスは大好きなのに


このジェラートからはティラミスのテの字も


感じられない。


とにかく甘い、ただただ甘い。


私たちは甘い甘いと言いながら


無理矢理食べた。


食べ終えるとあまりのショックで


3人とも無言になった。



こんなすっかり忘れていた思い出を


突然思い出したのは


通販でイタリア直輸入のジェラートが


2.5キロで売っているのを見つけて


それがとても美味しそうで


買おうかどうしようかと


迷っていたからだ。


レビューを見たら


甘すぎて食べられません


という書き込みがあり


それを見た瞬間、遠い日の記憶が


蘇ってきたというわけ。


きっとこのレビューは正しい。


おそらく歯にしみるほど甘いのだろう。


別に甘さ批判をするつもりはない。


私が甘いのが苦手なだけだ。


海外の人は思い切り甘い味が好きなひとが


多いような気がする。


きっとそういう海外の人たちが日本にきたら


日本のお菓子は甘さが足りない


って言うのだろうな(笑)