毒とジュエリー時々整体

日々のつぶやき

すごいおじいちゃん


YouTubeで見て度肝を抜かれた


誰このおじいちゃん???


小柄で特にイケメンでもなくその上無表情


申し訳ないが、あまりパッとしない外見


ところが、ひとたひ歌い出すと物凄いパンチの効いたハイトンボイス


それを顔色ひとつ変えずいとも易々と出してるから驚きだ


すごーい!


今更だけど、グッチ裕三さんが真似していたのはこの人だったのね、と思った(笑)



フランキー・ヴァリ


ポップス界で一番の高音域


御年(おんとし)87才


未だ現役


来春にはワールドツアーも始まるとか



なんと2019年には来日してるじゃないか…


行きたかった!





晩婚に思う

子供の頃からやたらと見るアナウンサーさんがいた。

特に好きでも嫌いでもないのに、何故か見かけてしまう人。


帰国子女で良家の1人娘で美人、まるで少女漫画の主人公になりそうなその方が

40才位?でかなり年の離れた人と結婚した時は少し驚いた。

見た目が全てでないけど相手の男性は冴えない感じの方だった。

(アナウンサーさんも子供欲しさの結婚だった、とあり得ない発言をしていた)

お子さんも産まれてアナウンサーというよりタレントさんみたいな立ち位置でお見かけするようになった頃に離婚。

と、ここまではよくある話である。


ある日、新聞を広げてそのアナウンサーさんの訃報を目にしてびっくり!

50代半ば、お子さんは13才とのこと。

ご両親はお母さんは亡くなっていたがお父さんは80代でご健在。

元旦那さんは60代。ご両親は既に亡く一人っ子なのでほかに身内はいない。

お子さんには80過ぎたおじいさんと60代のお父さんしか身寄りがないということだった。


おじいさん(アナウンサーさんのお父さん)はアナウンサーさんが病気であることを知らなかったという。

入院する時に身元引受人が必要だからと連絡があったものの

重篤な病気とは思っておらず、そろそろ退院するだろう

と思っていた矢先に亡くなったと連絡があり大変驚いたそうだ。


病名は本人の希望でおじいさんがどんなに訊いても病院は教えてくれなかったとのこと。

個人情報保護は身内でも守られるようだ。


おじいさんはその後一人でアナウンサーさんの家を片付けたそうである。

遺されたお子さんのために売れる物は全て売りお金に変えたとのこと。

自分は孫が成人するまで生きていないだろうと思われるので

音信不通だったアナウンサーさんの元夫に連絡をして

お子さんと一緒に住むよう段取りをした。


人ごとながら胸が痛かった。

同時に晩婚ということ、遅くに子供を待つということについて非常に考えさせられた。

(私は子供を持たなかったので余計に…)


話にはまだ続きがある。


今年に入って何気なく見ていたネットニュースに

アナウンサーさんの元夫が突然亡くなったと出ていたのだ。

肩書きのある人だったからニュースになったのだけど、お名前だけだったら私は気がつかなかっただろう。

ご丁寧にアナウンサーさんの元夫という事も紹介されていたので気がついたのだ。

アナウンサーさんのお父さんは、というと

ご健在ではあったが一人暮らしは不自由という事で

既に施設にお暮らしだという。

まだ未成年のお子さんはこれからどうなるのだろうか?

おそらくおじいさんがまた尽力されて良いように計らっていかれるとは思うけれど。


こうした一連の出来事は、調べたわけでなく全て偶然見かけて知ったのである。

身近にもこうした"特に親しいわけではないのに何故か近況を知ってしまう"という存在がいるけど、これもご縁というものか?

鍛造とは?


ひと昔前なら鍛造と言ったら

刀鍛冶よろしく職人さんが何千何万回と気の遠くなるほど金属を叩いて作る物という認識があった。


しかし、今ではこうした世界も機械化が進み、最初から最後まで全て機械で仕上げるものが主流になってきている。

要は金属を固く圧縮し、中の空気が無くなれば良いわけだから、機械で締め上げればこの上なく頑丈になる。


他にも、金属の固まりを機械で圧縮してある程度まで薄く伸ばした物を職人さんが叩いて仕上げる、というやり方もあるようだ。


さらには普通に鋳造で作っておいて、手作業で鎚目をつけて"鍛造"とか"手作り"などと謳うものすらちらほら見かける(詐欺まがいのような気がするのは私にだけ?)


ジュエリーの世界で言ったら、日本でも人気のクリスチャンバウアーやフラージャコーなどは完全機械鍛造である。

非常に頑丈で美しいのだが、私の個人的な感想を言えば

どこか無機質で冷たい感じがする。

ただ、買ったまま何年も変わらない姿を求める人にはぴったりだと思う。


これまた個人的な好みだけど

私は身につけるなら断然オール手作業の鍛造ジュエリーがいい。

職人さんの腕次第だし、同じ人が作っても多少の出来不出来があったりするのだけれど

厚みが均一でなかったり、少しいびつだったりといった"人の手"を感じられるところが大好き。

こうした手作り感満載のジュエリーを何年も使い続けるうちに、傷がついたり変形したり…

最初のピカピカした輝きはなくなってしまうけれど

なんとも言えない使い込まれた感がとても良い味わいとなり

その人だけの唯一無二のジュエリーとなるように思う。


別に鋳造でも使い込まれた感は楽しめるのだけど

空気が抜かれてない分、鋳造は長く使ううちに割れたり壊れたりという事が起こりやすい。

だからたまに使う物は鋳造でも構わないが、毎日身につけるなら鍛造だと思う。